[東京]一度は体験したい自分と向き合う座禅 

Discovery

東京世田谷区にある「大澤山 龍雲寺」では毎週日曜日の朝午前7時から午前8時30分まで座禅会を開催しています!誰でも予約さえすれば無料で参加可能です!

tomo
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2025年2月9日に龍雲寺の坐禅会に実際に行ってきました!

初めての坐禅でしたが、新鮮でいい体験となったのでシェアしたいと思います^^

坐禅とは

「そもそも坐禅とは?」という人へ。

坐禅は、何かを得るために行うものではありません。何かを捨てるために行うのです。
坐禅は「句読点」を、文章に置くことに似ています。「、」と「。」はいくら並んでも意味を伝えるものではありません。
それでも文章から句読点がなくなってしまったら、どれだけ読みにくいでしょうか。
皆さまの日常に、得るもののない坐禅の時間を効果的に置くことにより、他の時間がより豊かで幸せになるこれが、見返りを求めない坐禅の願いなのです。

https://ryuun-ji.or.jp/aboutzen/zazen/から引用 太字箇所は引用者後付け。

坐禅の仕方として、調えなけらばいけないのが「身体、呼吸、心」

それぞれの調え方はこちらをご覧ください。

以下↓龍雲寺で行っている座禅会「洗心坐禅会」について。

洗心坐禅会

日頃の雑踏、塵埃の中で汚れた自分の心を洗い清めて、もう一度自分の真実の心を取り戻すことは、有意義な人生を送る為に必要な事ではないでしょうか。この座禅会は修行でも、また人生相談所でもありません。皆様が自由に来られて、鬱蒼と繁る林の中、鳥の囀る閑静な境内で、静かに坐して自分の心を洗い清めて、自分の課題(悩みや、苦しみ)を自分自身に問いかけて、それぞれの課題を解決して頂く会です。他人から教えられた解決方法では本当の解決はありません。自分自身で苦しみ、答えを出さなくては、役に立ちません。「来る者は拒まず、去る者は追わず」これは禅家の家風です。ご自由にご参加ください

龍雲寺「坐禅のしおり
」から引用。太線箇所は引用者後付け。
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瞑想とマインドフルネスの違いについて

簡単に表現すると瞑想が坐禅とマインドフルネスを含んでいるイメージです!

  • 坐禅(Zazen) → 禅の修行、姿勢・呼吸を重視、考えを手放す
  • マインドフルネス(Mindfulness) → 今この瞬間に集中、ストレス軽減、日常に活かす
  • 瞑想(Meditation) → 広い概念、様々な技法(集中・観察・マントラなど)

💡 共通点 → 心を整える・識を高める・リラックス効果

ChatGPTより引用

以上の説明より少しだけ詳しくした説明です↓

「瞑想」「坐禅」「マインドフルネス」は、いずれも心を落ち着けて内面を見つめる実践ですが、それぞれに少しずつ異なる特徴があります。

1. 瞑想(めいそう)

瞑想は広義の概念で、心を静め、集中力を高めたり、自己認識を深めるための方法です。瞑想にはさまざまな種類があり、坐禅やマインドフルネスもその一部です。瞑想は一般的にリラックスを促進し、心の清浄や意識の拡大を目指すものです。呼吸法やビジュアライゼーション(視覚化)、マントラの繰り返しなど、手法は多岐に渡ります。

  • 特徴: 様々な方法がある。心を落ち着け、集中力を高めることが目的。
  • 目的: 心の平静や自己成長を促進する。

2. 坐禅(ざぜん)

坐禅は、主に禅宗の仏教の修行法で、座って行う瞑想を指します。坐禅の目的は、思考を止め、心の本来の姿に気づくことです。体を正しく座り、呼吸を整え、心を静めることを重視します。坐禅は、無念無想の状態を目指し、思考を抑えることよりも「ただそこに座る」こと自体に意味があります。

  • 特徴: 禅宗に基づく仏教的な実践。姿勢や呼吸、無念無想が重要。
  • 目的: 本来の自分に気づき、心の平穏を得ること。

3. マインドフルネス

マインドフルネスは、仏教の瞑想法が現代にアダプトされたもので、特に「今、この瞬間」に集中し、判断せずにその瞬間の経験を受け入れることに重きを置きます。マインドフルネスは、特定の姿勢にとらわれず、日常生活の中で実践できます。呼吸や感覚に注意を向けることで、ストレス軽減や自己認識の向上を目指します。

  • 特徴: 現代的で、日常生活でも実践可能。意図的に注意を向けることが中心。
  • 目的: 今、この瞬間に注意を向け、心の平穏とストレス軽減を目指す。

結論

  • 瞑想は、広義の概念で、さまざまな方法があり、心の静寂や集中を目指す実践全般を指します。
  • 坐禅は、禅宗における特定の瞑想法で、座って無念無想を目指します。
  • マインドフルネスは、現代的な瞑想法で、日常生活の中で「今ここ」に意識を向けることに特化しています。

それぞれが異なるアプローチを取りますが、最終的には心を落ち着け、内面を見つめることに共通する目的があります。

ChatGPTより引用。文字装飾は引用者後付け。
tomo
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初めて知った人も多いのではないでしょうか。私は知るまでは混合して使用していました。

龍雲寺について

住宅街に佇、坐禅会、寺子屋、桜のライトアップ、盆踊り等、地域密着を大切にしているお寺です。東急バスの停留所『野沢龍雲寺』でも広く知られているそうです。緑豊かな敷地内。

宗派:臨済宗妙心寺派

寺名:大澤山 龍雲寺(だいたくさん りゅううんじ)

住職:細川 晋輔

こちらのインタビュー記事に住職さんのストーリーや龍雲寺への想いが掲載されています。

もっと詳しく知りたい方は龍雲寺のホームページまい寺検索をご覧ください。

洗心坐禅会体験レポート

朝の7時前に、本堂の入り口が木で隠れていてわかりずらかったのですが、人の流れに沿って靴を脱いで入ります。自分の名前を用紙に記入しパンフレットを取ります。足の苦痛や痺れを防ぐために靴下も脱ぐことを推奨されていますが、私はこの指示に気づかなかったのと、寒かったので脱ぎませんでした。ここから、私語は謹みます。また、携帯の着信音もオフにしておきます。既に個人で坐禅をしている方がいるので配慮します。本堂は電灯なしで朝日の光が窓から入ってきます。また、写真撮影も禁止です。

tomo
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自転車でやってくる近所に住んでいるような方や海外の方もいらっしゃいました。

空いている好きな座布団に座ります。座り方はパンフレットや事前にメールで送られてくるYoutubeの動画で初めての人向けに分かりやすく説明があるのでそれに従って姿勢を調えます。(YoutubePDF)住職さんが始めるまで待機です。

tomo
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冬に暖房は効いていないため、上着などをうまく活用することをオススメします!

1セット目は我慢できましたが、やはり寒かったです💦周りの人は上着なしが多かったです。

7時30分スタートです。坐禅の時間は3に分けられていました。1つのセッション20分くらいだったと思います。坐禅の終わりは「チーン」と仏具の音が合図です。途中鳥のさえずりが聞こえてきます。

1セット(約20分)
トイレ休憩(約10分)
2セット(約20分)
1回目より長めの休憩
3セット(約20分)途中警策
隱禅師坐禅和讃を一斉に唱える
警策とは

体罰ではない。罰するために行われるのではなく、より禅定三昧に入れるように打ち、禅者の身体を整えるもの。それにり禅者は調身、調息を計る。

受けたい人は住職さんが歩くので自分の前に来たら合唱して低頭し、手を組んで前屈みになります。

左右2打ずつ受け、合掌して低頭します。打たれる時は肩の力を抜いておきます。

tomo
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音はよく鳴っていましたが、痛くなかったです。音と痛さは比例しませんね。

3セット終わったら白隠禅師坐禅和讃(パンフレットに載っています)を唱えて終了です。座布団を片付けて退室します。座布団の片付けは任意ですが、みなさん積極的に他の空いている座布団も片付けされていました。

日時・場所・アクセス

日時:毎週日曜日の朝午前7時から午前8時30分 開場:午前6時30分

   (遅刻の場合は7:20〜7:30までの休憩時間に入室。それ以降の遅刻入室は控える)

場所:臨済宗妙心寺派大澤山龍雲寺 (〒154-0003 東京都世田谷区野沢3-38-1大澤山)

   Google map

電車でのアクセス:

  • 【東急東横線】 学芸大学駅 徒歩15分
  • 【東急田園都市線】 駒沢大学駅東口 徒歩15分
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駅からは思ったより歩きますが行けない距離ではありません。

バスで行くこともできますが、坐禅会は朝早いので歩いて行くのが現実的です!

龍雲寺のホームページにはバスや車でのアクセス方法も詳しく載っています(こちら

参加方法

坐禅会は本堂で参加する場合は予約必須です。こちらの龍雲寺の予約ページから行います。予約は前日で締め切っているそうです。前日及び当日のキャンセルの連絡は不要です。

また、zoomやYoutubeライブより家からでも参加可能です。

「オンライン座禅会のお願い」に沿って参加してみてください。(PDF

zoomで参加はこちらから(定員100名)

Youtubeライブで参加はこちらから

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雰囲気、お唱え、棒(警策)で肩を叩いてもらうなどリアルに体験できる本堂にぜひ訪れてみてください♩家が遠いと行くのが大変ですが、電車の始発がある方や車を持っている方はぜひ一度足を運んでみてください!

感想

・初めての坐禅体験でしたが説明などしっかりしてくださったので、安心してできました

・1セット目はかなり呼吸だけに集中して、記憶のない「無」の状態を作ることができました(寝てません!)が、それ以降は正直頭の中は雑念だらけでした💦「寒いな〜」「朝パン屋さんに行くのが楽しみだな〜」「1セット意外と長いな〜」とかですね。

・終わった後は頭がスッキリしました。これから1日が始まるんだ!とポジティブな明るい感情になりました。

・日々頭では物事を考え続けていて休みはありませんが、むしろ考えないという時間を作るというのが新しい感覚でした。

・「考えを手放す」と「来る者を拒まず、去る者を追わず」という思考が宗教的な文脈なしでも興味深いなと感じます。そういう発想があったか!と衝撃をました。

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